工芸品
山鹿灯籠 |
木や金具をまったく使わず、和紙と少量の糊だけで作る灯籠は、室町時代から山鹿に伝わる熊本県の伝統工芸品です。熟練の技を持つ灯籠師の手で細部にいたるまで精巧に仕上げられ、紙の芸術品とも言われています。山鹿灯籠まつりの主役、「金灯籠」から城造り、神殿造り、座敷造りなど様々な様式があります。 |
来民うちわ |
江戸時代から400年にわたって受け継がれてきた「来民うちわ」。当時、山鹿市鹿本地区の来民は、京都や丸亀と並ぶうちわの産地として知られていました。和紙に柿渋を塗る技法は、温かみのある色合いを生み、使うほどに深みが増します。 |
グルメ
灯籠もなか |
山鹿灯籠を形どったもなかに、風味豊かな小豆あんがたっぷり入っています。ひとつひとつ丹精込めて作られた、手作りの味をご賞味ください。 |
山鹿ようかん |
甘さの中にほんのり塩気のきいたこしあんを、モチモチ感が絶妙なやわらかい求肥で包み込んだ山鹿独特の和菓子です。 |
灯籠せんべい |
明治時代より親しまれてきた伝統のお菓子。水を使わず卵の水分だけで練り上げた灯籠の形をした煎餅です。
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菊鹿ワイン |
山鹿市菊鹿町では平成10年からワイン専用ブドウの栽培に取り組んでいます。菊鹿町は昼夜の気温の寒暖差が大きく、しかもブドウの生育に最も適した土壌に恵まれているため、品質の高いワインとして大変好評です。 |
農産物
栗 |
山鹿市は西日本一の生産量を誇る産地です。栗だんごや栗カステラ、マロンジャムなど、様々な加工品も作られています。 |
米 |
山鹿市は古くより豊かな穀倉地帯が広がり、数多くの古代遺跡がそれを物語っています。当時作られていた赤米や黒米といった古代米は現在も生産されており、特産品となっています。 |
たけのこ |
甘みがあって歯ごたえのある山鹿のタケノコは、県内1位の生産量を誇ります。掘り出しのたけのこだけでなく、水煮や干し筍、加工品など1年を通して味わうことができます。 |
緑茶 |
清らかな水と大地に育まれた上品で風味豊かな緑茶で、アイスでもホットでもおいしくいただけます。また、様々な加工品も作られ、ようかんやカステラなどの食品だけでなく、石鹸にも用いられ人気商品となっています。 |