城下町のご案内(杵築)

江戸のまちへの誘い。歴史の散歩道を歩いてみる。

江戸時代の風情が今なお残る杵築。
杵築城を中心に、南北の高台に武家屋敷群があり、その谷間に商人の町が挟まれています。
このように凹凸のある”サンドイッチ型”城下町は、杵築だけだと言われています。
町がまるごと”江戸村”の杵築をぜひ散策してみてください。

 


 

酢屋の坂

杵築・北台

北台武家屋敷と商人の町とをつなぐ坂で、時代劇やTVドラマのロケでもよく使われる「サンドイッチ型城下町」の形状がよくわかるスポット。
反対側の志保屋の坂とのコントラストは言葉を失うほどの絶景。

南台武家屋敷(裏丁)

杵築・南台

武家屋敷の面影を最も残している裏丁では、高い石垣の上に土塀や長屋門が並び、今も江戸時代の風情が漂っています。

勘定場の坂

杵築・北台

緩やかな傾斜と広い階段は、馬や龍かきの歩幅に合うように配慮されたものです。富士山や扇の形をした石をぜひ探してみてください。

藩校の門

杵築・北台

杵築藩の藩校「学習館」の門。門をくぐると藩校の模型が展示されており、当時の様子がうかがえます。

北台武家屋敷通り

杵築・北台

長い土塀や白壁の続く静かな佇まいの残る町並みは、多くの歴史研究家から「日本一の城下町」と呼ばれるほど江戸時代の面影を色濃くとどめています。

佐野家

杵築・上町

代々町医者で藩医も務めた佐野家の屋敷は、天明2年(1782年)に建てられたといわれています。杵築の町家では最も古い木造建造物で、接客部は旧状をよくとどめています。

大原邸

杵築・北台

松平藩家老を務めた大原家の屋敷。情緒あふれる堂々たる茅葺屋根をはじめ、長屋門から重厚な玄関構え、優雅な回遊式庭園などのこの建物は杵築随一の武家屋敷です。

きつき城下町資料館

杵築・南台

杵築城下の模型や、先人たちの残した貴重な文化財を展示・紹介しています。
城下町の歴史や文化をわかりやすく知ることができます。

磯矢邸

杵築・北台

加藤与五右衛門の屋敷跡。かつては、御用屋敷として利用されていました。現在邸内には栗原克実美術館が併設されており、水墨画などの作品が展示されています。

一松邸

杵築・南台

昭和の前半、国会議員として国務、逓信、厚生、建設大臣を歴任し、杵築市の初代名誉市民となったー松定吉氏の邸宅。昭和2年9月から2年間かけて建てられたこの邸宅は当時の贅と技術の粋を結集した造りで、木造建築の醍醐味をご覧いただけます。また、ここから見える杵築城と守江湾の眺めは絶景です。

能見邸

杵築・北台

杵築藩主松平家の出身地である“三河国能見”を姓とする能見家の屋敷。邸内には、城下町散策の合間に休憩できる甘味喫茶もあります。

中根邸

杵築・南台

文久2年(1862年)に、中根家九代家老中根源右衛門が建築したこの屋敷は、「家老丁」に残る唯一の家老屋敷です。

杵築城

杵築・城山

木付頼直が応永元年(1394年)に木付城として築城。そして、松平氏入城後に「杵築城」となりました。
現在の白は昭和45年に建築され、城山公園とともに市民に愛されています。天守閣から海を望む景色は必見です。

天神坂からの屋根瓦

杵築・天満

江戸時代から栄えてきた商人の町に、軒を連ねて並ぶ商家の勇壮な屋根瓦を眼下におさめることができます。

飴屋の坂

杵築・仲町

商人の町から南台武家屋敷へと続く坂道です。「坂道の城下町」として知られる杵築の坂の中でも、数少ない”く”文字の曲線美は杵築随一とも言われています。

商人の町

杵築

南北の武家屋敷に挟まれた谷町から新町に通じる商人の町には、「綾部みそ」や「お茶のとまや」など、古くから続く商家が今も残っています。

北浜口番所(番所の坂)

杵築・北台

城下町の治安を守るため、出入りする人と物資を監視していた番所がここにありました。このほかにも杵築の城下町には5ヵ所の番所がありました。

きつき衆楽観(しゅうらくかん)

杵築・新町

大正時代に建てられた酒蔵を改修した観光交流センター。杵築の伝統芸能を継承する大衆演劇が上演されています。土産品や地産地消レストランも充実しています。

 


 

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