菊池川流域に古代の浪漫が蘇る
遥か古代から、独特の文化に彩られてきた菊池川流域。
点在する装飾古墳や古代山城、歴史的価値の高い資料の数々は、人々の手で大切に受け継がれ、先人たちの暮らしや文化を今に伝えます。
チブサン古墳・オブサン古墳
チブサン古墳は全国的に知られる国指定史跡。約1500年前の古墳時代後期に造られた全長50mの前方後円墳です。壁画に描かれた2つの同心円が乳房を思わせることから、その名が付けられ「乳の神様」として現在も信仰されています。
200mほど離れた場所にある突堤付き古墳のオブサン古墳には、連続三角文などの装飾が施されています。
電話:山鹿市立博物館 0968-43-1145
見学時間:10時~、14時~(事前に要申込み)
200mほど離れた場所にある突堤付き古墳のオブサン古墳には、連続三角文などの装飾が施されています。
電話:山鹿市立博物館 0968-43-1145
見学時間:10時~、14時~(事前に要申込み)
歴史公園鞠智城(きくちじょう)
鞠智城は今から約1300年前に、大和朝廷が築いた山城で、全国でも珍しい八角形の鼓楼が特徴です。当時、東アジアの政治的情勢は、非常に緊張していました。日本は、友好的であった百済を復興するため援軍を送りましたが、663年の「白村江の戦い」で、唐と新羅の連合軍に敗北しました。このため、事態は急変し、直接日本が戦いの舞台となる危険が生じました。そこで九州に、大宰府を守るために大野城(福岡県)、基肄城(佐賀県)、金田城(長崎県)が造られました。鞠智城は、これらの城に食糧や武器、兵士などを補給する支援基地でした。現在国指定史跡になっており、国営公園を目指しています。
◎温故創生館は鞠智城のガイダンス施設。出土品や模型の展示、ビデオ上映などで古代の生活を学ぶことができます。
電話:0968-48-3178
開館時間:9時30分~17時15分(入館は16時45分まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、12月25日~1月4日 ※園内の散策はいつでも可能
入館料:無料
◎温故創生館は鞠智城のガイダンス施設。出土品や模型の展示、ビデオ上映などで古代の生活を学ぶことができます。
電話:0968-48-3178
開館時間:9時30分~17時15分(入館は16時45分まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、12月25日~1月4日 ※園内の散策はいつでも可能
入館料:無料
熊本県立装飾古墳館
全国で最も装飾古墳が集中している菊池川流域。その中で県下最大級の前方後円墳がある岩原古墳群の中に建つ博物館です。
館内では、チブサン古墳ほか県内12カ所の装飾古墳の実物大レプリカや映像で、古代の世界に触れることができます。火おこしや勾玉作りなどの体験も可能です。
電話:0968-36-2151
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、12月25日~1月4日
入館料:430円(大学生260円、高校生以下無料)
館内では、チブサン古墳ほか県内12カ所の装飾古墳の実物大レプリカや映像で、古代の世界に触れることができます。火おこしや勾玉作りなどの体験も可能です。
電話:0968-36-2151
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、12月25日~1月4日
入館料:430円(大学生260円、高校生以下無料)
山鹿市立博物館
山鹿市を中心とした菊池川流域の考古資料のほか、歴史資料や民俗資料を展示しています。全国に唯一の石包丁形鉄器や、30数例しかない巴形銅器など大変貴重な資料も展示しています。博物館周辺には肥後古代の森公園として整備されていて、チブサン・オブサン古墳につながっています。そのほか、江戸時代後期の民家や県内屈指の用水橋が移設復元されており、文化財あふれる空間となっています。
電話:0968-43-1145
開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
入館料:270円(高校生以下70円)
電話:0968-43-1145
開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
入館料:270円(高校生以下70円)
清浦記念館
熊本で初めての内閣総理大臣となった、山鹿市鹿本町出身の清浦奎吾の偉業を伝える記念館です。
清浦伯の生涯を紹介するコーナーや直筆の書状、掛け軸のほか、愛用の品々や写真などが数多く展示されています。
電話:0968-46-5127
開館時間:9時~17時
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、12月28日~1月3日
入館料:270円(高校生以下70円)
清浦伯の生涯を紹介するコーナーや直筆の書状、掛け軸のほか、愛用の品々や写真などが数多く展示されています。
電話:0968-46-5127
開館時間:9時~17時
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、12月28日~1月3日
入館料:270円(高校生以下70円)
康平寺
康平元(1058)年に建立された由緒を持ち、天台宗の一大山岳寺院だったと伝わります。
本尊である千手千眼観音立像、全国的にも希少な木造二十八部衆をはじめ、平安時代に作られた県重要文化財の木造地蔵菩薩像、約30躰が保管されています。
電話:0968-36-4030
開館時間:10時~16時
休館日:平日(土・日・祝日のみ開館) ※イチョウの黄葉時期は月曜(祝日の場合は翌日)休館
本尊である千手千眼観音立像、全国的にも希少な木造二十八部衆をはじめ、平安時代に作られた県重要文化財の木造地蔵菩薩像、約30躰が保管されています。
電話:0968-36-4030
開館時間:10時~16時
休館日:平日(土・日・祝日のみ開館) ※イチョウの黄葉時期は月曜(祝日の場合は翌日)休館
日輪寺
平安時代に天台宗の寺として開山され、鎌倉時代に曹洞宗に改められました。
境内には忠臣蔵で知られる赤穂義士のうち細川藩にお預けになった大石内蔵助良雄を始めとする十七士の遺髪を納めた遺髪塔や石体観音三十三基などの史跡があります。
また、春には約200本の桜、3万5千株のツツジが咲き誇り、一帯は赤や白、ピンク色に染まります。
電話:0968-43-5802(日輪寺)
境内には忠臣蔵で知られる赤穂義士のうち細川藩にお預けになった大石内蔵助良雄を始めとする十七士の遺髪を納めた遺髪塔や石体観音三十三基などの史跡があります。
また、春には約200本の桜、3万5千株のツツジが咲き誇り、一帯は赤や白、ピンク色に染まります。
電話:0968-43-5802(日輪寺)
大宮神社・燈籠殿
景行天皇奉迎の際、天皇がこの神社を行在所とし、山鹿の人々は毎年松明を献上してきたという伝説が残っています。
山鹿灯籠まつりの最後を飾る「上がり灯籠」の舞台として有名で、燈籠殿には祭りで奉納された山鹿灯籠が1年にわたって展示されます。
電話:0968-44-1257
拝観時間:8時~16時30分
休館日:8月16日(午後のみ)
入館料:200円(小・中学生100円)
山鹿灯籠まつりの最後を飾る「上がり灯籠」の舞台として有名で、燈籠殿には祭りで奉納された山鹿灯籠が1年にわたって展示されます。
電話:0968-44-1257
拝観時間:8時~16時30分
休館日:8月16日(午後のみ)
入館料:200円(小・中学生100円)
相良寺
平安時代に開かれた、比叡山延暦寺の末寺。
約750年の歴史を持ち、日本最大級の木彫り千手観音座像「相良観音」を本尊に祀ります。
古くから安産や子授け、縁結びに霊験があると知られ、今も多くの参拝客が訪れます。
電話:0968-48-9144
開館時間:9時~17時
休み:なし
約750年の歴史を持ち、日本最大級の木彫り千手観音座像「相良観音」を本尊に祀ります。
古くから安産や子授け、縁結びに霊験があると知られ、今も多くの参拝客が訪れます。
電話:0968-48-9144
開館時間:9時~17時
休み:なし