文化遺産を巡る、タイムスリップの旅。
奥深い杵築の歴史。時代を越えて存在する文化遺産。どうぞ、あなたも歴史の旅へ。
財前家墓地・国東塔群
大田・小野
国東の豪族「財前一族」の墓です。大小の国東塔、板碑、五輪塔等111基が散在し、 まさに石造博物館のようです。
(国指定重要文化財)
国東の豪族「財前一族」の墓です。大小の国東塔、板碑、五輪塔等111基が散在し、 まさに石造博物館のようです。
(国指定重要文化財)
宝陀寺(ほうだじ)
大田・沓掛
間創は観応2年(1351年)。本尊の「千手観音像」は秘仏で33年に一度開帳されていましたが、現在は、いつでもご覧いただけます。
間創は観応2年(1351年)。本尊の「千手観音像」は秘仏で33年に一度開帳されていましたが、現在は、いつでもご覧いただけます。
小武寺
山香・小武
天暦(947~957年)のころ、空也上人が創建したと伝えられる真言宗の古刹。仁王像が迎えてくれる山門をくぐると五輪塔や宝塔などが散在します。本尊は、木調仏の薬師如来立像(県指定有形文化財)で、堂宇の中に安置されています。
天暦(947~957年)のころ、空也上人が創建したと伝えられる真言宗の古刹。仁王像が迎えてくれる山門をくぐると五輪塔や宝塔などが散在します。本尊は、木調仏の薬師如来立像(県指定有形文化財)で、堂宇の中に安置されています。
倶利迦羅竜剣(くりからりゅうけん)
小武寺に安置される高さ177.3cmで檜材の一木彫り。黒い竜が剣に絡みついて呑もうとする姿を表しています。
(国指定重要文化財)
(国指定重要文化財)
清水寺の霊水
大田・沓掛
宝陀寺に隣接する清水寺の境内にあり、数々の仏の見守る中に清水が湧出しています。この水は「不老長寿の水」として永年伝えられています。
宝陀寺に隣接する清水寺の境内にあり、数々の仏の見守る中に清水が湧出しています。この水は「不老長寿の水」として永年伝えられています。
長昌寺
杵築・寺町
市の指定名勝となっている長昌寺の庭園は、九州の枯山水庭園の白眉と称せられます。
また、杵築藩主松平候の奥方の菩提寺でもあります。
市の指定名勝となっている長昌寺の庭園は、九州の枯山水庭園の白眉と称せられます。
また、杵築藩主松平候の奥方の菩提寺でもあります。
石風呂(いしぶろ)
山香・吉野渡
上下2段式、上部が浴室で下部から火を燃やし、温まった石の上にヨモギや薬草を敷き詰め、その上に水をかけて、中で体を暖める和風サウナです。明治時代まで病気治療用として使われていました。
(国指定重要有形民俗文化財)
上下2段式、上部が浴室で下部から火を燃やし、温まった石の上にヨモギや薬草を敷き詰め、その上に水をかけて、中で体を暖める和風サウナです。明治時代まで病気治療用として使われていました。
(国指定重要有形民俗文化財)
奈多宮三神像
杵築・奈多
三神像は、平安時代後期(11世紀)に作られ、宇佐神宮のご神体として祀られていましたが、行幸会のおりに奈多宮に遷されたと言われています。
(国指定重要文化財)
三神像は、平安時代後期(11世紀)に作られ、宇佐神宮のご神体として祀られていましたが、行幸会のおりに奈多宮に遷されたと言われています。
(国指定重要文化財)
田原家五重塔
大田・沓掛
桂川源流の山麓に立つこの五重塔は、沓掛城主田原直軍くつかけじようしゅたわらただひら功逆修垣ぎやくしゅうとう)といわれ、その高さは約4m。均整のとれた美しい姿は県内随一と評されています。
(国指定重要文化財)
桂川源流の山麓に立つこの五重塔は、沓掛城主田原直軍くつかけじようしゅたわらただひら功逆修垣ぎやくしゅうとう)といわれ、その高さは約4m。均整のとれた美しい姿は県内随一と評されています。
(国指定重要文化財)
轟地蔵
杵築・溝井
木付城城主"木付頼直"の姫は、婚約破談を悲観して轟の淵に身を投げました。
これを哀れに思い地蔵を安置して姫の冥福を祈つたという伝説があります。
木付城城主"木付頼直"の姫は、婚約破談を悲観して轟の淵に身を投げました。
これを哀れに思い地蔵を安置して姫の冥福を祈つたという伝説があります。
十王像
杵築・溝井
轟地蔵とともに安置されている十王像は、優れた彫刻で、人生の喜怒哀楽を表現しています。
轟地蔵とともに安置されている十王像は、優れた彫刻で、人生の喜怒哀楽を表現しています。
立石領主墓石群(長流寺)
山香・立石
日出藩木下家の分家である、立石五千石の領主木下侯の菩提寺「長流寺」にある墓石群。歴代の領主の墓石や供養塔などが立ち並んでいます。
日出藩木下家の分家である、立石五千石の領主木下侯の菩提寺「長流寺」にある墓石群。歴代の領主の墓石や供養塔などが立ち並んでいます。
石丸宝塔
大田・石丸
鎌倉時代末期(1330年)に、納経(祈願)のために造立したものであり、塔身には「奉納妙法華経三部の刻銘があります。総高約2.23mながら、どっしりとした安定感がある宝塔です。 (国指定重要文化財)
鎌倉時代末期(1330年)に、納経(祈願)のために造立したものであり、塔身には「奉納妙法華経三部の刻銘があります。総高約2.23mながら、どっしりとした安定感がある宝塔です。 (国指定重要文化財)